悪魔の住む館の裏、深く生い茂る森の中。一人の妖精が、忙しなく辺りを窺いながら立ち尽くしていた。

 新緑の葉よりやや色素の薄い緑の髪は左側にまとめられ、黄色い簡素なリボンで結わえられている。
 身を包むのは混じり気の一切無い空色のワンピースと白いパフスリーブのブラウス。シンプルすぎるほどシンプルであるが、華奢な彼女にはよく似合っていて。
 胸元を彩る黄色のリボンも細工の無い簡単なつくりになっており、彼女の幼い風貌をより幼く見せるのに一役買っていた。

 そんな彼女の種族を決定せしめるのが、背中から生えた一対の羽。彼女の不安を代弁するようにパタパタと揺れるそれは、澄んだ空気を集めて形にしたように透き通っている。しかし消えてしまいそうな弱さは微塵も感じられず、逆に瑞々しい強さに溢れていた。
 彼女は湖の大妖精。妖精の中では突出した力を持つ、湖でも知られた存在。

「そろそろ時間のはずだけど……こぁったら、また仕事が忙しいのかな……?」

 そんなことを呟く表情はお世辞にも楽しそうとは言えず、思わず手を差し伸べたくなるほどに不安で埋め尽くされていた。
 見えるはずもない太陽を緑で埋め尽くされた空に探し、それが無駄だと分かると出来うる範囲に聞き耳を立てる。足音も羽音も聞こえないことを自らの耳で確認すると、決まって胸の前で両の手を重ねるのだった。

「大丈夫。今日は絶対会いに来てくれるって言ったもん」

 締め付けられるように悲鳴を上げる心臓を両手で包み、大妖精はゆっくりと目を閉じる。
 重ねてくれる手の暖かさを思い出した。向けてくれる笑顔の明るさを思い出した。
 表情から不安が薄れていく。いくらでも待てるような、そんな気がした。





「まったくもう、パチュリー様ったらこんな時ばかり仕事を増やしてくれるんだから……」

 一陣の強風が森の中へと進入する。その風に煽られて草は泣き喚き、木は広げた枝を音を立てて揺らす。風を生み出しているのは一人の悪魔。入り組んだ森の中を、正面だけを見て奥へ奥へと飛んでいく。

「私の声、聞こえてるよね……? もうすぐそっちに行くから!」

 セミロングの深紅の髪が、風に乗ってふわりと広がっている。
 彼女を包むのは白いブラウスと黒のベスト。男装にも見えるような引き締まったそれは、幼い彼女を幾分大人びて見せる。
 背中にはベストよりなお黒い一対の翼。まだまだ成熟しているとはいえない幼い翼は、胸元の紅いリボンとあわせて畏怖よりも可愛らしさを見る者に印象付けるだろう。
 耳の後ろ辺りにも同じような翼がミニチュアサイズで生えているが、何に使えるのかは彼女自身にも分かっていない。

 悪魔の館――紅魔館で司書を勤める彼女は、とある魔女に召喚された小悪魔。まだ年齢も若く禍々しさに欠けているためか、悪魔という種族には珍しく皆に好かれている。小悪魔は全速力で、大妖精に会いに行く。理由など一つしかない。
 会いたいから。それ以上でもそれ以下でもなく、それが彼女の行動理念。





「聞こえる……こぁの声だ」

 目を閉じたまま、大妖精は呟いた。
 入り組んだ森の中では、木に遮られてしまう視覚よりも聴覚の方が役に立つ。その聴覚が捕らえたのが、盛大な風切音と木々のざわめき。それはいつからか習慣になった、小悪魔が己の来訪を知らせる声なのだ。

 目を閉じ聴覚を研ぎ澄ます。確実に近付いてくるその声が、大妖精の全身をちくちくと刺激する。
 会いたい。会いたい! 会いたい!!
 音を立てんばかりの勢いで目を開く。数え切れない木の向こうに、待ち焦がれた人がかすかに見えた。

「ここだよ! ねえ、見えてる!? こぁ!!」

 千切れんばかりに両手を振り、自らをアピールする。しなくてもいいことだとは分かっていても、体は絶対に止まってくれない。近付くにつれ、その姿がはっきりと見えてくる。赤と黒の点だったそれは、はっきりと一人の人物へと姿を変えて――

「大妖精、久しぶりっ!!」

 速度を殺しながら大妖精に抱きついた彼女は、間違いなく小悪魔その人であった。



「……ふぅ。遅れてごめんね。仕事に手間取っちゃって」

 小悪魔は息を整えながら頭を下げる。太陽も見えず時計も持っていない彼女達には分かりはしないが、約束していた時刻から三分ほど経過していた。

「ううん、いいの。私も今来たばかりだから」

 実際には大妖精がここを訪れたのは三十分ほど前。小悪魔は仕事の都合上正確な時間の管理が出来ないため、約束の時間ぴったりに来ることは稀なのだ。そのため小悪魔がいつ来てもいいように、大妖精は待ち合わせの時間より早めに来ているのである。

「……ふふふ」
「え? どうしたの?」

 右手で口元を隠して小悪魔は笑い出す。突然の行動の意図が読めず、大妖精は少し慌ててしまう。

「ほら。それ」
「え? あっ……!」

 小悪魔が指差したのは大妖精の足元。小悪魔を待っている間に大妖精がうろうろしたために、かなり広い範囲で草が寝てしまっている。

「ダ、ダンスの練習してたんだって! いつか話したじゃない!? こぁと一緒にダンスなんてやってみたいね、って」
「……ダンス、ね」

 わたわたと両手を振りながら言う大妖精の様子は、嘘をついていますと告白しているようなもの。少しからかってみようと思うのは種族故か、それとも彼女自身の性格故か。小悪魔は大妖精の前で跪き、おもむろに右手を差し出した。

「素敵な素敵なお嬢さん。私めと一曲踊っていただけませんか?」
「えっ、その、こぁ……?」

 大妖精はもちろんダンスのイロハなど知らない。知らないから、どうしていいか分からずに体を硬直させるばかり。困ってしまってちょっぴり泣きそうに、手を虚空に彷徨わせておろおろおろおろ。
 そんな少し情けない様を愛でることができるのは自分だけなのだと、小悪魔は満足げに微笑んだ。

「冗談よ、冗談。私だってダンスなんて出来ないし」

 膝をはたいて立ち上がり、目線を合わせてにっこり笑顔。

「私のこと、ずっと待っててくれたのね。嬉しいわ、ありがとう」
「え……その、どういたしまし……て? って言うのも変だよね、あはは」

 すっかり嘘がばれていたことに気付き、大妖精は苦笑しながら頬をかく。その姿がどうしようもなく愛しくて、小悪魔は薄く微笑むのだ。

「…………」

 小悪魔は自らの胸元を彩るリボンをほどく。たったそれだけの動作なのに、大妖精にはひどく扇情的に映った。
 彼女が何をしたいのか、自分が何をされるのか。度重なる経験とちょっぴりおしゃまな知識は簡単に答えを導き出す。それをはしたないと思う心と期待する心がぶつかり合って、知らず大妖精は頬を真っ赤に染めていた。

「綺麗な肌。食べちゃいたいくらい」

 するりと伸びてきた右手の指が、真っ赤に染まった頬を撫でる。触れるか触れないかという極めて微妙な愛撫に、大妖精の身体は面白いように反応を示す。一撫ですると全身がビクリと震え、もう一撫でするともう一度ビクリと震える。小悪魔のなすがままのその様は、まるでそうあることを義務付けられた奴隷のよう。
 今この瞬間、私は彼女を支配している。そう思うと言いようも無い優越感が全身を走り抜けた。恍惚とした表情で、ゾクリと身体を震わせる。
 細く長い指は頬を通り、顎へ、そして唇へ。僅かに濡れた唇に指が触れる。少し太い親指が、細く長い中指が。柔らかく、少しくすぐったい。

「こぁ、こぁ――」

 暴れまわる心臓は、全身への過剰な血液供給を招く。
 体中が火照り、肌は普段にも増して鋭敏になって小悪魔の指を受け入れる。
 口は目の前の者の名だけを紡ぐ単純なものと成り果て、瞳は必要以上に潤んで宝石のように輝きだす。
 思考は白く霞み、彼女以外のことを考えられなくなっていく。その癖未来予知のようなビジョンがとどまることはなく、熱は更に加速していくばかり。

「こぁ、こぁって、大妖精ったらそればっかり。そんな大妖精は」
「こぁ?」
「ちょっとお仕置き」
「……もごっ!?」

 半開きの口に、小悪魔は自らの人差し指を突っ込んだ。歯茎の裏を撫で、喉の粘膜をつっつく。手首を返し、口中を蹂躙していく。

「ひゃ、ひゃめっ……ぁ……!」

 その刺激に反応して、口の中があっという間に唾液で満ちる。指は水とは違うそれにまみれ、瞬く間にふやけ、テラテラと鈍く輝きだす。

「どう、気持ちいいでしょ? 隠したってダメ、ちゃんと顔に書いてあるんだから」
「……っ、ぁ――」

 口の中に溢れた唾液がこぼれないように少し上を向いた大妖精は、無意識のうちに小悪魔の指一本に意識を集中させていた。
 普段は誰にも見られることすらない口の中を、されるがままにかき回される。それは例えようも無く恥ずかしい。どう考えてもまともなことではないし、事実大妖精の心には僅かに拒絶の気持ちも存在していた。

 だが、相手は他ならぬ小悪魔なのだ。ただそれだけ。相手が彼女であるというだけで、何だって受け入れてしまう自分がいる。
 客観的に見れば愚かなのだろうか、と大妖精は思う。しかし、そんな理屈など関係ない。他の誰でもない小悪魔と、とてもではないが他人に見せられない行為に及んでいることが嬉しかった。気持ち良くなっているのがバレバレなのは、少しどころではなく恥ずかしかったけれど。

「一番気持ちがいいのはここでしょ? 左下の奥歯の奥、歯茎と頬の粘膜の境目。なぞったら唾液がいっぱい出てくるもんね」
「んっ……んんんっ! ……こくっ、はっ、んはぁ――」

 指の動きは、少しずつ激しさを増していく。それに伴い分泌される唾液の量が増え、それを飲み込むのが段々難儀になっていく。

「こくっ……ん……はっ、こくっ、こくっ……」

 口は半開き、舌は指に任せて動くだけ。そんな状態になっているのは当然で、だがその状態ではうまく唾液を飲み込めない。
 何かを飲み込む時は、口は意識せずとも閉じられている。それは裏を返せば口を閉じないと物が飲み込めないということで、絶えず分泌され続ける唾液を飲み込みきれないということ。

「んっ、こくっ。こくっ、んく――」

 ならばどうすれば良いか。解は明快、口を閉じればいいだけのこと。口を閉じて、思う存分唾液を飲み干してしまえばいい。

「――ごくんっ!」

 指のことなど忘れたかのように思い切り口をすぼめ、大きな音を立てて嚥下する。

「……っ!」

 瞬間、小悪魔の指に痺れるような痛み。
 口をすぼめるために合わさろうとする歯が食い込む。狭まった口内で舌と粘膜とに挟まれ、強く締め付けられる。

「ぢゅ――ぢゅぽんっ!」

 口をすぼめたまま、大妖精は小悪魔の指を強く吸う。
 更に強い痺れが指を襲い、小悪魔は反射的に指を引き抜いた。

「……」

 指は、ほんの少しの間に完全にふやけてしまっていた。
 それだけではない。歯が食い込んでいた第二関節の辺りには、小さな歯の跡が深々と刻み込まれている。
 これは大妖精の歯。そう思うと無性にたまらなくて、思わず痛みの残るそこをちろちろと舐め始めた。

「ぺろ、ぺろ……ちゅ……」

 小さな唇から覗く舌は艶かしく、気ままに踊る。歯の跡を先でつっつき、腹で舐め上げる。

「ん……大妖精の涎、美味しい」
「へ、変なこと言わないでよこぁ!」

 憑かれたように小悪魔の舌が這いずる様を見つめていた大妖精は、取り繕うように大きな声を出した。
 恥ずかしくて死んでしまいそうだと、真っ赤に染まった顔に書いてあるのがよく分かる。

「もっと」

 聞こえるか聞こえないかという程度の小さな声。
 それなのに、耳元で囁かれているのかと錯覚するほどにはっきりと大妖精の耳に届いた。
 風の音が、草が揺れる音が、遠い。

「もっと、欲しいな」

 告げる小悪魔の呼吸は僅かに荒く、その顔は高熱に侵されたかのように真っ赤。
 愛しい彼女を目の前にして、彼女もまた心臓が早鐘を打っている。愛しい彼女を好きにできる悦びが、脈の加速に拍車をかける。

「……」

 大妖精に言葉は無い。どちらかというと奥手な彼女は、それを言葉として形にすることを嫌っていた。
 だが、高潮した顔がはっきりと示している。
 拒む気などさらさら無いと。あなたの望むことは、あなた以上に私が望んでいることなのだと。

 小悪魔は、左手を大妖精の腰に回す。
 見た目以上に華奢で、少し力を入れれば簡単に壊れてしまいそう。出来る限り優しく、本を扱う時よりも何倍も丁寧に、自分の体の方へと抱き寄せる。

「……あっ。こぁ、私――」

 期待するような、怯えるような。快活な彼女が出したとはとても思えない弱々しい声。
 僅かな怯えが、ほんの少しの震えとなって全身に現れていた。大きな期待が、赤く染まった頬と焦点の合わない瞳に現れていた。

「ゆっくり、ゆっくり倒すから。ちょっとだけ、我慢して」
「うん、分かってる。こぁだもん」

 腰を尚も引き寄せ、足を絡めて上半身に軽く体重をかける。
 全身のどこにも力など入っていなかった大妖精の身体は自然とバランスを失い、体重の全てを小悪魔の左手に預ける形となる。

「えっと、重く、ない……?」
「……まさか」

 上目遣いで心底心配そうに、そんなくだらないことを本気で聞いてくる彼女が可愛らしくてたまらない。
 乱暴に大妖精を床に押し付け、貪り尽す衝動を耐えるのが辛い。毎度毎度のことなれど、この衝動に慣れるのは生涯無理だろうな、と小悪魔は半ば諦めていた。
 こんな衝動を起こすほどに魅力的な彼女と一緒にいられる代償なのだから、平気な顔をして耐えてみせよう。
 そんな誓いを、毎回のように心に刻んでいた。

 静かに、腰を草の上に下ろす。間近にある大妖精の顔は、見飽きるほど見ているはずの小悪魔の顔を更に赤く染めていく。

「大妖精は本当に可愛いね。私の方が恥ずかしくなっちゃう」
「そ、そんなこと、ない」

 間近での直視に恥ずかしさを覚えたのか、大妖精は目線を下に向けてしまう。

「私だって恥ずかしいんだから。目を背けちゃ、嫌だよ」
「……こぁ」

 頬に当てられていた右手が、くいと大妖精の顔を持ち上げる。互いの息さえ感じられるような距離で、紅と緑の瞳が見つめあう。

「ねぇ、大妖精。目を閉じて」
「えっ――」
「目を、閉じて」

 客観的に聞けばただの言葉。しかし、大妖精にとっては抗うことのできない呪いであり、幸福へと至る魔法。

「……痛いのは、ヤだよ?」

 顔に浮かぶは僅かな不安。しかし、小悪魔はそれを一蹴した。
 くすり、と。楽しげに笑う。

「私のこと、信じられない?」
「――――」

 その表情を見た大妖精は、肩の荷が下りたかのように安堵の表情を見せた。その言葉を聞いた大妖精は、静かにその瞳を閉じた。

 信じてる。

 大妖精の表情は、そうはっきりと語っていた。

「大好きよ大妖精。今までも、これからも、ずっと」

 ほんの少しだけ開いていた唇に口付ける。大妖精の硬直はほんの一瞬。すぐに全身の力が抜けていった。


「んっ。んっ、ふっ――」

 口が塞がってしまっているものだから、どうしても鼻息が荒くなってしまう。
 できればお互いに聞かれたくない部分ではあるが、その実それまで愛しいのだから聞かないわけがない。

「ちゅっ。んんっ、ふぁ――!」

 どちらともなく、おずおずと舌を出して絡めあう。決して相手を驚かせないように。それでも、決して相手を逃がさぬように。

「んんんっ、んんんんんーっ!? ……んっ、ちゅっ、んぁ、ぷはぁ――」

 蹂躙し、蹂躙され、蹂躙しあう。求め、求められ、求め合い、その欲求は尽きることがない。

「ふぁっ、んんっ、ちゅっ、ちゅっ、んぁっ、はぁ……!」

 攻め、受け、攻められ、受けられ、果てしない螺旋の中を全速力で駆けていく。止まることなど考えもせず、前すらも見ず、高く高く落ちてゆく。

「んんん、ふぁぁっ……! ふわぁ、はぁ、はぁ……。あ、あれ……?」

 酸素が足りなくなり大きく息をついた大妖精は、気付かないうちに胸のリボンが解かれていることに気付く。
 それが意味することは一つしかない。すなわち、

「そっか。今日はずっと一緒に居られるんだね、こぁ」

 今日は、長く一緒に居る時間が取れたということ。だから、今日は口付けだけでは終わらないということ。

「うん、いいよ。私、こぁにだったら何をされてもいいもん」

 熱に浮かされ小悪魔に乱され、千々に千切れた思考の中で、前回はいつだったかと記憶の扉を叩く。

「えっと――んぁぁっ!? んちゅっ、んんんんんっ、ちょっこぁ、ちゅっ、ちゅぅっ……!!」

 開きかけた扉は、侵入してきた舌に強引に閉じられた。大妖精もそれに応え、己の舌を活動させる。

「ふぁぁ、ちゅくっ、ぢゅ……! んはっ、はっ、はっ――」

 身体を支えていた左腕が、ガクガクと限界を訴えていた。小悪魔の肩に添えていた右手を首に回し、力の入らない左手も首に巻きつける。

「ね、こぁ。いつまでこうしてるつもり?」
「……ばれてた?」

 口付けしている時とほとんど変わらない距離。鼻と鼻が触れ合うほどの距離で、二人は見つめあう。

「こぁったらすごく激しいんだもん。そんなに慌てなくても、私は逃げないよ」
「うぅ、ごめんね。その、次は――」
「うん。優しくしてね」

 言葉が終わるか終わらないか。
 視線は空へと向いていた。後頭部には草の感触。そして、暖かい手の感触も。
 視界に入るのは、僅かに影が差した愛しい彼女。大妖精がこの世で最も好きな光景。

「大好きだよ、こぁ。私はどこにも行かないから、ずっと側にいてね」

 小悪魔は言葉を返さない。今度は先程よりも優しく深く、唇を重ねていた。












 後書き
 あだるてぃーで苛めっ子な小悪魔と初々しい大妖精をイメージしつつ書き書き。言うまでも無く絵の印象そのままです。
 まったりスレに投下した原作(?)には実は少しだけ続きがあったり。続編を示唆するものなのですが続きはここで書けるものではないのでカット(ぉ


「自分だけのFavoriteカップル」というお題にごみちん氏が投稿された絵に触発されて書いたもの。
慣れないことはするもんじゃないですね。マジで。