「さあ、楽しいゲームの始まりですよパチュリー様。喘息なんて起こしたら大変なことになりますからね」
「あたいとリトルの最高傑作、簡単に抜けられると思わないことね!」


 一つ扉を隔てると、そこはトラップの楽園だった――
 一瞬にしてリトルの要塞へと姿を変えた魔法図書館の最奥を目指し、パチュリーは元・自分の庭に足を踏み入れる。


「……ッ! 中々やってくれるわね。おしおきは十倍返しよリトル」


 全ては突如牙をむいた従者の真意を問いただすため。それとおしおき。
 珍しく喘息の調子がいい魔女は、パワー全開で内部を走り抜けていく。


「こ、こんなものまで仕掛けてるなんて……! 何考えてるのよあの二人は!?」

 
 割とシャレにならないトラップをいっぱいいっぱいに潜り抜けていく。時に華麗に避け、時に豪快にぶっ壊しながら。あとたまに痛い。


「追い詰めたわよ二人とも。そうね、サイレントセレナとロイヤルフレア、どっちがお好みかしら?」
「甘いですよパチュリー様。切り札を先に切ってしまうようでは勝負師とは言えません」


 リトルの思惑は何処にあるのか。パチュリーは無事リトルにおしおきできるのか。そしてオマケっぽいチルノに出番はあるのか!?



 次回『ほんわか小悪魔リトル』第八話
 「リトルズリトルトラップガーデン」



「知っていますか? トラップというモノを最も効率よく使う方法を――」





 これ、本当に書くつもりなのでネタではなかったりします。完成版が読みたいぜ! という稀有な方はWEB拍手でもぽちっと押していただけると完成が少し早まるかもしれません(マテ

さて、どうしようか。
今の私にはまともなものを書き上げられる技量が無いんだよなー。