TWINS事典

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・背景(はいけい)/システム
 3D。性能の低いグラボをつけていると処理落ちの原因になる。intelやSiSやVIAのオンボードはまずい。nVidiaなら大丈夫。
 演出の一環なので切らないに越したことは無いが、処理落ちするようであれば切らないと別ゲームになる。


・BUZZ(バズ)/システム
 かすめて飛ぶ、という意味を持つ単語でカスリ数を示す。ステージ毎にリセットされる。1カスリは200点。
 ステージクリア時に、BUZZ BONUSとしてカスリ数分だけe-crystalが手に入る。ステージ途中で被弾していても無関係で重要。


・パターン/その他
 敵の出現位置や弾の発射方向など、あらゆる事象が固定されていること。
 固定のされ方には幅があり、その度合いが強いと毎回同じ動きで同じ成果が出るが、弱いと運に左右されることになる。
 どちらも一長一短。出来の良いSTGはどちら側でも面白い。

 ゲームによって千差万別であるが、TWINSはかなりパターン色の強い方に部類する。
 そのため変に思い込んでいつまで経ってもクリア出来ないこともあれば、少し動きを変えると劇的に楽になることも。
 プレイヤー側も自分の目的に応じて大まかにでもパターンを作るのが普通で、優れたプレイは動きの精度もさることながら発想が魔法のよう。


・ハッカー/用語
 コンピュータ技術に深く精通している人に対する総称。西條姉妹は「双子のハッカー」と呼ばれ一般にも広く知られている(本人が特定されている訳ではない)。
 2人の腕は相当なもので、裏の世界でも(特に侵入担当の悠莉は)有名。
 技術を悪用する者はクラッカーと呼ばれるのだが、西條姉妹をそう呼ぶのはAルートのアルトのみ。


・バニシングゴースト/用語
 肉体がIllnetに引き擦り込まれる現象。被害に遭った人間は遠くないうちに死に至る。
 偶発的なものではなく、「神にも等しい能力を持つ」沙羅が故意に引き起こしている。
 本編では、光紗を探すために無差別かつ大規模に発生させた。


・羽板兄妹(はねいたきょうだい)/登場人物・自機
 兄の慎也と妹のさくら。二卵性の双子。Cルートを辿るとアイギス・沙羅共に単独で決着をつけることになる不思議。
 尖った部分の無い扱いやすいコンビで、道中は飛び抜けた安定性を誇る。反面ボス戦は攻撃力不足で、難易度が上がるとかなり厳しい。
 ショットの範囲が広く攻撃を当てやすいので、弾避けに多く注意を割けるのがせめてもの救い。
 苗字の由来は自由に空を舞う羽(さくら)と堅実に足場を作る板(慎也)だろうか。


・羽板 さくら(はねいたさくら)/登場人物
 少々天然気味の妹。かどうかは微妙だが、感情豊かで強か。
 光紗クラスの天才。意識の中で人間とAHの垣根が非常に小さく、そのためか唯一沙羅の説得に成功する。
 ショットはオードソックスな7way。抜群の使いやすさを持ち、また単独ならボスを圧倒的な速度で撃破することが可能。


・羽板 慎也(はねいたしんや)/登場人物
 冷静沈着な兄。格好いい女性が好み。
 研究員だからか、AHに対してはドライ。一流には違いないのだが、あまりに凄すぎる妹に押されがちの不遇の存在。
 ショットは無難ながら威力不足。反面Tensionのサポートの斬撃は非常に優秀で、道中の安定性を磐石にしている。


・早回し(早回し)/その他
 出現する敵を速攻で撃破し、通常より多くの敵を出現させること。敵が出現するのは浮いた時間の穴埋めのため。
 また、敵の中には撃破が次の敵を出現させるためのキーになっているものがおり(中ボスは典型)、速攻で撃破するとBGMとの同期を取るためにやはり多くの敵を相手にすることになる。
 スコア稼ぎのために利用されるもので、逆に敵を倒さずに敵の出現を抑制することを遅回しという。
 TWINSにはこの仕組みが存在しない(出現する敵の数が決まっている)ため、前者ではぼんやりと敵を待つことになり後者ではBGMとステージ展開にずれが生じてしまう。


・PhantasyCity(ファンタジーシティ)/用語
 Illnet内にある仮想都市の一つ。GenesisCityへと続く高速道路がある。
 沙羅に直接乗っ取られたわけではないが、ウィルスおよびワームは大量発生している。
 直訳は「幻想の都市」。「Phantasy」は「Fantasy」と同義語として扱われることもあるが、区別するなら前者が「幻想」で後者は「空想」。広辞苑によると
 【幻想】現実にないことをあるように感ずる想念
 【空想】現実にはあり得るはずのないことをいろいろと思い巡らすこと
 Illnet自体が無いのに在る世界であるので、Phantasyの方がネーミングとして相応しい。


・皮肉(ひにく)/その他
 普通のAHには無縁なもの。普通のAHがまだまだ人間には程遠いということ、また沙羅のAHCが特別であるということがよく分かる。
 プレイヤーサイドでは、どうもマイハが1番皮肉屋である気がする。


・FinalTension(ファイナルテンション)/システム
 FT。CルートのアイギスとBルートの沙羅のみがETの次に放ってくる最終攻撃。
 ダメージを与えて撃破するのではなく、弾幕を避け切るタイプ。倍率は取得で×4、そうでない場合×1に固定されている。
 ETの上位種で、性質はETと同じ。沙羅が放つものに限り、取得しなくても侵食率低下のボーナスを得られる。


・P-Rate(ピーレート)/システム
 侵食率のこと。頭文字のPが何の略なのかはよく分からない。


・双子(ふたご)/その他
 このゲームの始まり。西條およびホシミ姉妹は一卵性であるが、羽板兄妹は二卵性。
 そのためか(境遇の差もあるだろうが)他姉妹と比べて絆が弱く、正史であるはずのさくらCルートではさくら1人で沙羅と対峙することになる。
 敵キャラとしては、SEQUELにて出現するCODE-0&255のみが2人1組で出現。


・双子使用率(ふたごしようりつ)/システム
 読んで字の如し。ゲーム開始からの累計で、会話中以外は常に変動の対象になる。
 どちらかが80%を超えると強制的にAルートになる他、基本的に50%を超えている方が出番が増える。エンディングにも影響する。
 共に50%の時には小数点処理をするわけではなく、さくら、悠莉、ツバサ(右側)の方が使用率が高いことにされる。


・PRACTICE(プラクティス)/タイトルメニュー
 初期設定(LIFE3/3、TENSION2、E-CRYSTAL0)で各ステージを最初からプレイ出来る練習モード。
 会話が消去されており、また使用キャラの分岐は双子使用率に関係無く自由に行える。
 最初から全ステージがプレイ出来る訳ではなく、プレイするためには本編で1度プレイする必要がある。
 そのため全EDを埋めても解禁されていないステージがあることもしばしば。
 解禁のためにはクリアする必要は無く、途中でゲームオーバーになっても構わない。


・ブラックボックス/用語
 機能や使い方のみを知り、内部の動作原理や構造の理解は無用とされ得られる結果を利用する装置や機構の概念のこと(一般消費者にとっての電化製品など)。
 転じて内部機構を見ることが出来ない物をこう呼ぶことがあり、AHCのことをツバサとマイハがこう称している。


・プリマベーラ/その他
 さくらCエンドでの新ブランド。イタリア語で春を意味する。沙羅のために創られた。


・ホシミ姉妹(ホシミしまい)/登場人物・自機
 姉のマイハと妹のツバサ。一卵性の双子。漢字で書くと星海舞羽、翼であるが本名はカタカナの方。
 とにかく移動速度が遅い。操作ミスの減少というメリットは確かにあるが、小は大を兼ねないのでどちらかといえばデメリットになる。
 しかしあまり動き回らなくても良い攻撃性能を持っており、スコアアイテムの回収を考えなければそう苦労せずに道中・ボス共にこなせる。
 苗字の由来はホシミBadENDを参照のこと。星の海を自由に羽ばたく満月は、研究所の、ひいては人間とAH全体の希望なのだ。


・ホシミ ツバサ/(登場人物)
 無口な妹。言われるほどそうでもなく、(状況によるのかもしれないが)よく喋るし表情の変化もそこまで小さくない。
 言うべきことはしっかりと言う芯の強さを持つ突っ込み担当。
 ショットは弾の威力が3種類ある特殊なもので、助かることも多いが状況によってはかえって困ったことになる。


・ホシミ マイハ/(登場人物)
 ちょっとオトボケな姉。飄々としているが口はあまり良くない。
 精神体になっているためか、全体的にツバサより優秀。そしてゲーム内最高のお姉ちゃんである。反論は認めない。
 傾くショットは姉妹の生命線。極端に傾くわけではないのでボス戦で不便に感じることもない。


・ポーズ/システム
 一時停止。再びポーズボタンを押すとゲームに戻る。以下の3つの選択が出来る。
 確認せずに即実行されるため、下手をすると望まない結果を生むことも。
 特に上や下に移動しなければならない場面でポーズした際は注意が必要。

・CANCEL PAUSE ゲームに戻る
・EXIT TO TITLE タイトル画面に戻る
・RESTART GAME ゲームを最初からやり直す